ボランティア活動の無償・有償については様々な議論がなされており、明確な基準は存在しません。
ボランティアという言葉はもともと「volunteer」という英単語であり、それは「志願者、義勇兵、自発的」という意味であり、「無償である」という意味を含まないことから、「有償」「無償」を区別することに意味はない、とする考え方もある。一方、有償ボランティアはボランティアに含まず独立した言葉とした上で、ボランティアと同等に取り扱うとする考え方もある。
出典:ウィキペディア
ボランティア活動をするには「時間」をはじめとする多くのリソースを消費します。
一時的な活動であれば無理も効きますが「地域のために継続していくべき活動」であればあるほど、活動に見合った対価が必要と考えます。
慈善活動とボランティアを混同されている方もいらっしゃいますが、慈善活動=人類愛であり、時間や労力、金銭、物品などをささげるのに対して、ボランティア=自発的であり、労働力が主となります。
被災地にボランティアとして、なんのスキルも準備も無く駆けつけて、逆に邪魔になっているというニュースを見かけます。こういった場合は慈善活動として身の回り品を指定団体へ送るなどしたほうが賢明なのかもしれません。
逆に自分の力を発揮できる分野であれば、対価をもらった有償ボランティアで幅を広げていく方が社会貢献につながります。